ボストンでの生活2ミドルイースタンアンサンブル

だんだんとイランのトンバク、ダフの演奏にも慣れてきて、ドラムよりも練習時間を割くようになってきました。僕の学校にはイラン人、イラク人、レバノン人、イスラエル人、ウイグル人、パレスチナ人などなど中東からの生徒も結構いたのですが、皆とてもレベルが高く中には母国で多様の前で演奏したなんて人もいました。彼らの多くは古典音楽をある程度マスターし、その技術を西洋の音楽やジャズの中でどのように使うかを勉強しにきていました。僕はパレスチナ人のパーカッショニスト、タレク・ランティシという人からフレームドラムやアラブのリズム、演奏スタイルを勉強しました。

先生の中にも中東出身者や留学していた経験のある方がいて、中東音楽アンサンブルというものがいくつかありました。その時ちょうどシモン・シャヒーンというパレスチナ人の有名な演奏家・作曲家がゲスト講師としてアンサンブルを持っていたのですが、そのオーディションに合格することができ参加することになりました。

アンサンブルはアラブ系がほとんどで、少しジャズのプレーヤーと僕という感じでした。時にはアラビア語で話すので英語以上に何を言っているかわからないことがありました 笑

僕はまだ中東の音楽を初めてまもなかったし、イランの音楽を主に練習していたので、アラブやトルコの音楽とジャズのフュージョンを扱うこのアンサンブルはなかなかの挑戦でしたが、それなりに成長もできたと思います。タレクには卒業後もボストンを訪れてレク を教えてもらったりしました。

一つ印象的だったことはパレスチナ人とイスラエル人が一緒に演奏できないということでした。

アメリカで生活している彼らは特に仲が悪い感じはないのですが、大使館から一緒に演奏しないようにお達しがあるらしく、僕の所属していたアンサンブルにはイスラエル人はいませんでした。イスラエルのプレーヤーも古典に精通しながら新しい音楽に挑戦している人が多く、一緒に演奏できないのは本当にもったいないなあと思っていました。

学校の外でイランのアンサンブルに所属し、学校ではアラブ音楽とジャズのフュージョンのアンサンブルに所属していたので、すっかり中東の音楽にはまっていき卒業を迎えました。

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