今日紹介するのはヘルミ社のトンバク です。
イランの楽器を買うときに注意してほしいことは個体差があるということです。
例えばヤマハのドラムはこんな感じって大体イメージできると思うのですが、トンバク については木の材質と皮の組み合わせ、また同じ木や、動物の皮でも量産型の楽器は個体差が結構あるので要注意です。
このトンバク は僕が一番初めに手にした楽器で、トンバク の先生に選んでもらって買いました。そのあといくつかヘルミのトンバク を触ってみましたが、結構いいものだと思います。
皮は何度か張り替えていて、自分で試行錯誤しながら皮の種類や厚みを変えています。今はってあるのは薄めのヤギ皮です。他にもラクダの皮、子牛の皮もあります。胴は胡桃の木です。
ヘルミはお父さんが引退し、息子さんが後をつぎました。ちょっと前まで量産型のトンバク をたくさん作っていたのですが、いまは基本的には受注生産の形になった様です。最近では木でなく、カーボンの胴のトンバク も作ったりしています。
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